シナリオ

澤村ゆり
恵莉ひなこ
池田あお

(ランアンドガン)

イラスト

瑠璃石
525円(税込) ※ダウンロードの際に別途パケット代が必要です。
   
高校3年生の冬。
中学校の卒業式の帰り道に事故で両親を亡くしてから、茉緒はずっと一人で生きてきた。
その事故からは何の目的もなくただ毎日が過ぎていき、進学も就職も決めないまま、あっという間に高三の2月下旬になっていた。

その日の朝……茉緒は不思議な予感に囚われていた。
今日、何かが起こる気がする。

放課後、進路指導で担任の落海に呼ばれた。
高三の一年間、茉緒はずっと落海の事が気になっていた。
今朝感じた予感に背中を押され、卒業式を待たずに告白すると……。

「生徒と恋はできない。
それに1週間前の見合いに、さっきOKの返事を出したばかりだ」

と、落海にあっさりと拒否される。
あっさりとした失恋に打ちひしがれながら茉緒が教室に戻ると、そこには一週間前からの喧嘩以来、口を聞いていなかった同級生・遼太郎の姿が。
進路指導から遅くなった理由をしつこく聞かれて邪険に扱うと、

「お前が好きなんだ」

と、遼太郎に告白される。
だが茉緒は友情以上の感情を、遼太郎に感じていなかった。
話を逸らして告白を聞かなかった事にし、家に帰る。

家につくと鳴り響く電話。
電話に出ると、親友・千夏からの信じられない一言が聞こえた。

「……リョータローが死んだの。たった今、車に轢かれて」

さっき告白をしてきた遼太郎が!?
茉緒、驚いて従兄弟の兄・愁の所に飛んでいく。すると……。

「アメリカのとある研究所に参加しないかと呼ばれた。もう帰って来ない」

茉緒に別れが告げがたく、愁は当日になるまで黙っていた。
今から旅立つという愁。止める茉緒を振り切って空港へと去っていく。


一日で手の平から零れ落ちていく、大切な人たち。
パニックになった茉緒が向かった先は、学園の屋上。
茉緒の学園に伝わる、最後の七不思議。


2月29日朔日。
学園の屋上のプールに、月が映っているであろう位置に向かってムーンストーンを投げ込むと、奇跡が起きて、時空を跳ぶ事が出来る。
茉緒、その七不思議を信じ、プールに両親の形見のムーンストーンを投げ込んだ。


1年間の恋心との別れ。
3年間の友情との別れ。
そして、17年の親愛との別れ。

あの日、違う道を選んでいたら……何かが変わったのでしょうか?
     

深水 茉緒
(ふかみ まお)

年齢:17歳
何の目的もなく、
ただ毎日を流されて生きている、
天涯孤独の身の上。

基本的に大人しく、どことなく
やる気のないそぶりが目立つが、
目的を持つと割と頑固。

両親が中学の卒業式の帰り道に
交通事故で他界。
それ以来、大好きな人を作らない
ようになってしまっている。

黒河内 遼太郎
(くろこうち りょうたろう)

年齢:18歳
茉緒とは高校からの友達で
三年間同じクラス。
千夏とも腐れ縁。
茉緒が入学時から好き。

バスケ部だったが、引退後はよく
街中のストリートバスケをしている。
口が悪く、性格は不器用で
無骨だが、女子には人気。

普段は割といい加減だが、
決める時は決める。
大雑把なうわべとは違い、
割と一途で実は純情。

落海 怜史
(おちうみ れいじ)

年齢:24歳
茉緒のクラスの担任(高三)。
一年間ずっと気になっていた茉緒
は、卒業を待たずに告白したが
玉砕した。

近寄りがたいが、綺麗系の見た目で
生徒からは人気。
教師という職業に関心がない。
本人は大学に戻りたがっていて、
大学教授の娘との見合いを
政略的に決意。

自分の研究に没頭するタイプで、
人間関係程煩わしいものはない
と思っている。

水無川 愁
(みながわ しゅう)

年齢:26歳
茉緒の両親が他界してから、
親代わりとして茉緒に接する
従兄弟の兄。

天才的な頭脳を持ち、
研究者として世界的に有名。
アメリカの研究所に呼ばれており、
渡米を迷っていた。

とある研究に興味があり
一週間迷った末、茉緒の
卒業を前に渡米を決意。

鳴滝 千夏
(なるたき ちか)

年齢:18歳

茉緒の高校からの親友。
三年間同じクラス。
遼太郎とも腐れ縁。

基本的に茉緒第一主義で、姐御肌。

両親の事故から消極的になった
茉緒をいつも叱咤している。

カムイ

年齢:12歳

七不思議を発動させた際に見えた、
不思議な少年。

プラチナブロンドに赤目。


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